アフィリエイトはペルソナ設定で売上が上がるのか?知らないと損です。
こんにちは。じゅんです。
あなたは”ペルソナ”という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「聞いたことも見たこともねー!」
「なんとなく知ってるけど実際何なのかよく分からない」
みたいな意見が出てくるのであれば、
この記事はあなたのためのものです。
アフィリエイトにおいて、いやむしろ商品を売る全般において、
ペルソナ設定と言うのは超重要となります。
ペルソナの知識を知っているだけでも、
今後の未来を左右するといっても過言ではありません。
というわけで、ペルソナとは何なのか?なぜペルソナが必要なのか?
そしてペルソナの設定方法を順番に説明していきましょう!
そもそもアフィリエイトのペルソナ設定ってなによ??
ペルソナとは、商品を売るときにターゲットを具体的にする、
いわば顧客の理想像となります。
自分が商品を売るとき、具体的にどんなユーザーをターゲットにしたいのか?
例えば、ダイエット商品を売りたいと思ったときに、
「痩せたい女性」というような大まかなターゲットではなく、
- 年齢
- 男なのか女なのか
- 職業
- 既婚or独身か
- 日々の生活
- 趣味
- どんなことで悩んでいるのか
という、こんな事細かいところまで設定していくことをペルソナ設定と言います。
この例を元に、ペルソナ像を作るとしたら、
痩せようとしながらも、休日は趣味の飲み会やショッピングなどで時間をとられてしまい、
なかなか痩せることができない。
みたいな感じです。
これがペルソナ設定となります。
こんなことを話すと、
「こんなとこまで考えなきゃいけないの?」
と思われるかもしれませんが、このペルソナ設定はアフィリエイトにおいてとても大事です。
(理由は後述します。)
逆に、アフィリエイトでダイエット商品を売ろうとし、ペルソナ設定をしないと、
「痩せたい女性」という大まかなターゲットになってしまいます。
一見、アフィリエイトにおいてターゲットは広く浅く絞ったほうが良いと考えがちですが、
実はターゲットを広くすればするほど、商品への反応は落ちるんです。
というわけで、なぜペルソナ設定が大事なのか?を話していきましょう。
アフィリエイトでペルソナ設定が大事なわけ
一見、ペルソナ設定はターゲットを小さく絞ってしまっているので、
「それに比例して売上も狭まっていくのではないか?」と思いがちです。
しかし、実はペルソナ設定でターゲットを明確にしたほうが、
ユーザーには強い影響力を及ぼします。
ここで1つ、想像してみましょう。
あなたがもし、30歳男性独身、1人暮らしのサラリーマンだったとします。
無理やりでも良いので、少し想像してみてください。
そこで、会社帰りに駅前のデパートに寄ると、店頭販売の声が聞こえます。
「今売れています!男性必見の育毛剤!」
実際にこんな店頭販売はあるか分かりませんが、
恐らく、「ふ~ん」と思って通り過ぎる人がほとんどだと思います。
このパターンはペルソナ設定はされていないもので、
大まかに男性全体に対して商品を売り込んでいるパターンです。
では、ペルソナ設定された店頭販売ではどうでしょう。
「30代男性から始める育毛剤!今のうちからケアすることで薄毛確率がグンと下がります!」
もし、僕がペルソナ設定通りの30代独身男性であれば、
「ん?俺のことか?」となります。
そう、ここ。
ここの、商品に対して「自分のこと?」と思わせることに、
ペルソナ設定の最大の効果があるんです。
ユーザーに対して、”自分のこと”と思わせることで、
商品への興味が格段と変わります。
これがペルソナ設定の強い影響力となります。
逆に、幅広いユーザーへの商品の売り込みは人には響きません。
なぜなら、幅広い売り込みは”自分のこと”にならないからです。
人は自分に関わることでなければ、興味関心も持たず、
「ふ~ん」と思ってスルーするのが当然となります。
やはり、サラリーマンであればサラリーマン向けの商品に反応し、
主婦ならば主婦向け、学生なら学生向け、といった
”自分のこと”
に向けられたメッセージに人は反応するのです。
- 「1人暮らしサラリーマンの男性の方が手間をかけずに栄養バランスのとれる食事」
- 「子育て中の主婦にでも実践できる副業」
- 「学生から身につけておけば社会人のなってから一歩抜け出ることができる本」
みたいな感じで、それぞれのペルソナに向けて放つメッセージは、
実に訴求力が高いのです。
ペルソナ設定で成功した企業の事例
ここまででなんとなくでも、ペルソナ設定の効果は伝わったかと思います。
ですが、ペルソナ設定に対して「んなバカな」(過去の僕のこと)と思う人のために、
実際にペルソナ設定をしたことで大きく売上が伸びた企業を紹介しておきましょう。
スープストック 10年で売上42億
(出典:Soup Stock Tokyo HP)
スープストックの創業者が考えたペルソナ設定は秋野つゆという女性。
秋野つゆは37歳女性、都心で働くバリバリのキャリアウーマンであり、
フォアグラよりもレバーが好き。
性格は社交的で、プールでは平泳ぎではなくクロールで泳ぐ。
というような設定がされていました。
かなり細かいし、プールなんて飲食には関係ないところまで設定されています。
そして、スープストックの創業者は、
この秋野つゆを満足させるためにメニューや店舗の場所、雰囲気を考えました。
その結果、10年で売上は42億円。
店舗数は52店舗という莫大な成功を収めました。
カルビー 販売が中止になるほど売れた”ジャガビー”
(出典:カルビー株式会社公式サイト)
当時、カルビーのデータでは、
「独身女性は10代から20~30代になると3割がスナック菓子を食べなくなる」
という結果がありました。
そこで、カルビーはペルソナ設定を行い、
新しい商品開発に挑んだのです。
ペルソナ設定はというと、
”27歳の独身女性、文京区在住でヨガとスポーツに凝っている。”
というものでした。
そこから、文京区に住む27歳の女性の部屋にあっても違和感のないパッケージをデザインし、
テレビCMには彼女が好む雑誌「Oggi」のモデルを起用するなどをし、新しいマーケティングを始めたんです。
その結果、今やみんな大好き”ジャガビー”は、
販売が一時中止になるほどの売上を伸ばしました。
MEN’S TBC 問い合わせが30~40%アップ
(出典:MEN’S TBC公式サイト)
MEN’S TBCのペルソナ設定は、
三軒茶屋のワンルームマンションに住む、都内のA学院大学に通う20歳の男性
を作り上げました。
このペルソナから、彼は普段よくコンビニを使うだろうなど、
コンビニを中心にコスメティックを販売し、認知度を大きく伸ばしたんです。
その結果、エステサロンの問い合わせが、
30~40%アップするという成果が出ました。
と、ここまで紹介したように、
ペルソナ設定の効果をナメてはいけません。
ターゲットユーザーをより具体的にすることにより、
ここまで強力な影響力を及ぼすのです。
アフィリエイトにおけるペルソナ設定
ここまで、ペルソナ設定の強い影響力についてお話をしてきました。
では、ここからはペルソナ設定の具体的なやり方について説明していきましょう。
ペルソナ設定は自分でイメージできれば良いのですが、
それより確実な方法が”実際のデータを集める”ことです。
そんなペルソナ設定における、データ集めの方法をまとめてみました。
Googleサジェスト
ペルソナ設定の代表的なリサーチ方法は、Googleサジェストですね。
Googleサジェストと聞くと、なんか専門的に聞こえますが、
誰もがよく使ってるGoogleの検索機能のことです。
では、具体的にGoogleサジェストを使ってリサーチを行っていきましょう。
例えば、あなたがアフィリエイトで”ダイエット商品”を売りたいとします。
そこで、Googleサジェストで「ダイエット」と入力すると、
こんな風に、「ダイエット」1つのキーワードに対して、
予測キーワードが出てきますね。
そこから、更にキーワードを絞っていきます。
今回は、予測キーワードでてきた、
「ダイエット 大学生」というキーワードに絞ってみましょう。
「ダイエット 大学生」というキーワードで検索をかけ、
そこから更にGoogleサジェストで予測キーワードを見ていきます。
大分ターゲットが明確になってきました。
この工程だけで、
「大学生の男or女 1人暮らし」というペルソナが生まれたわけです。
キーワードプランナー
ただ、Googleサジェストだけだと、
「本当にそのキーワードは需要があるのか?」というところが曖昧になります。
そこで、もっと具体的にデータを集めたいのであれば、
キーワードプランナーを使ってみましょう。
キーワードプランナーは具体的に検索ボリュームを調べることができます。
ということで、キーワードプランナーを使って、
引き続き「ダイエット」を検索してみましょう。
このように、キーワードプランナーは”月間平均検索ボリューム”や”競合性”を知ることができ、
その上、「ダイエット」に関する検索キーワードがたくさんでてきます。
このキーワードから、あなたがダイエット商品を売りたいペルソナは、
「二の腕を痩せたい」、「筋トレで痩せたい」、「産後ダイエットをしたい」、
と、様々な設定ができるわけですね。
また、画像のキーワードはほんの一部で、本来は1240件ものキーワードが出ているので、
キーワードプランナーは十分すぎるデータ収集ができるのです。
ここで、1つ注意点があるのですが、
検索ボリュームは高ければ高いほど良いというわけではありません。
なぜなら検索ボリュームが高いほど、ライバルも強くなってくるので、
アフィリエイトで新規に記事を書いたところで潰されてしまう可能性が非常に高いです。
なので、アフィリエイトで記事を書く際にキーワードプランナーで狙うべき検索ボリュームは、
100~1000、多くても1000~10000が現実的になります。
リアルな悩みを知る(Yahoo知恵袋、私生活で会う人々)
ペルソナ設定において、ユーザーのリアルな悩みを知っておくことは非常に重要です。
自分がターゲットにしている人々は、
どんなことに悩んでいて何を望んでいるのか?
そういったことを知るためには、
Yahoo知恵袋などは、リアルな悩みを知るツールとして最適です。
実際に悩んでいる生の声を聞けるわけなので、
「こーゆーことで悩んでるだな」というのがすぐに理解できますよね。
もしくは、実際に周りで悩んでいる人に話を聞くこともおススメできます。
学校や会社やアルバイト先、普段接する人と話をすることで、
たくさんの観点から悩みを知ることができるんです。
自分一人の想像でペルソナ設定を考えるより、
インターネットや私生活でリアルの悩みを聞いたほうが心強い参考になることでしょう。
補足:毎回ペルソナ設定をする必要はない
いくらペルソナ設定が大事だからと言っても、
ブログの記事1つに対して、毎回ペルソナ設定をする必要はありません。
してはいけないわけではないですが、
流石にそれはしんどいかと思います。
なので、がっつりペルソナ設定をする場合は、
- 商品を売り込む記事
- 商品の売り込みに関わる記事
など、”商品を売る”記事に対してやっていきましょう。
アフィリエイトで商品を売るなら、ペルソナ設定はおススメ
商品を売り込むときは、幅広いターゲットにするより、
ペルソナ設定をし、ユーザーが、
「それって自分のこと?」
と反応してもらうことが大事です。
なぜなら、不特定多数へのメッセージに対してユーザーは、
”自分には関係ない”思い、スルーをしてしまう可能性が高いからですね。
そして振り返りになりますが、ペルソナ設定の条件としては、
- 年齢
- 男なのか女なのか
- 職業
- 既婚or独身か
- 日々の生活
- 趣味
- どんなことで悩んでいるのか
このあたりを考えて作ってみると良いでしょう。
もっと突き詰めてペルソナ設定をしたい場合は、
年収、家族構成、学歴まで設定しても良いですね。
是非とも、アフィリエイトで商品を売り込む際は、
”みんなに刺さる文章ではなく、誰か1人に刺さる文章”
をペルソナ設定で書いてみましょう。
以上、アフィリエイトにおけるペルソナ設定の記事でした。
ペルソナ設定はアフィリエイトに限らず、
商品を売り込む際に使われているマーケティング方です。
- 「なぜか商品が売れない」
- 「反応が全くとれない」
そんなときにはペルソナ設定をしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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