ブログで文章力は必要なのか?多くの人が勘違いしていること

こんにちは。じゅんです。

 

今日の記事は、

ブログで文章力は必要なのか?多くの人が勘違いしていること

というお題で書いていきます。

 

 

というのも実は、ブログを書く上で多くの人が勘違いしていることがあるんです。

 

それは、

”ブログに対して間違った文章力を考えている”

ということです。

 

多くの人は文章力に対して、新聞、雑誌、論文などの、
小難しい文章を想像してしまいがちです。

 

ですが、結論から言うと、ブログをやる上では、
新聞や論文のような文章力は何もいりません。

 

なぜなら、新聞とブログでの文章の上手さとは全く別モノだからです。

 

 

そして、ブログを書く上で文章力を履き違えてしまうと、

 

  • 「自分は文章力ないしブログなんて無理だな」
  • 「ブログをやってるけど文章力がなくて嫌になってくる」
  • 「ブログをやってみたいけど文章力ないし諦めよう」

などと、悲観的になってブログそのものを諦めてしまう事態になってしまいます。

 

 

しかし、安心してください。

 

ブログでの文章力は何も難しいことはなく、
正しく理解すれば誰にでも身につけられるものなのです。

 

では、ブログを書く上で本当に必要な文章力はなにか?を解説していきましょう!

 

ブログに必要な文章力を理解しよう

まず最初に抑えるべきことがあります。

 

それは、

”ブログには一般的な文章力は必要ない”

ということです。

 

一般的な文章力ってなんじゃ?ってなると思うんですが、
主に今の世の中は文章というのは2種類に分けられます。

 

 

1種類目は、紙媒体の文章です。

 

紙媒体とは、新聞、小説、参考書など、
専門的な知識や多彩な表現力が必要とされるものになります。

 

これが僕が思う一般的な文章力です。

 

 

2種類目は、Web媒体の文章。

ブログや雑多記事、インターネット上にある文章になります。

 

 

実はこの、紙媒体とWeb媒体とでは求められる文章力が全く違うのです。

 

この時点で先に答えを言っておくと、

 

紙媒体の文章は情報の質の高さが求められ、
Web媒体の文章は分かりやすくて興味を惹かれる文章が求められます。

 

これを理解するのには、まず紙媒体とWeb媒体の読者の違いを知る必要があります。
詳しく解説していきましょう!

 

紙媒体の読者とは?

紙媒体の読者は、新聞、小説、参考書、雑誌などを読みます。

 

紙媒体の読者に共通することは、

”お金をかけて文章を読んでいる”

ということです。

 

シンプルに新聞、小説、参考書などはお金を払って手に入れるのが一般的になりますね。

 

そして、お金を払っている紙媒体の読者は、

”読む意識が高い”

ということです。

 

つまり、お金を掛けて読む文章というのは、
難しいことでも理解しようとするし、分かりずらい文章でも読みきろうとします。

 

実際、あなたが本を買ったときのことを想像してください。

 

「なんか分かりずらいなー」

と思っても、それなりに努力して読もうとしますよね。

 

紙媒体の読者はお金をかけた分だけ、文章に対して情報の質の高さや専門性を求めているし、
同時に書き手もそれ相応の質の高い情報を提供する必要性があるんです。

 

 

 

Web媒体の読者とは?

インターネットで文章を読む場合は、
基本的に無料のモノが多いです。

 

文章が無料になるとどうなるかというと、

”読者の質は低くなる”

ということになります。

 

というのも、Web上では1つの情報に対しても、
似たような記事がいくらでも無料であるので、読者は気に入らない文章は読みません。

 

つまり、紙媒体の読者と大きく違うところは、
”Web上の読者はよっぽど興味がない限りは努力してまで文章を読もうとしない”ということです。

 

Web上の読者は文章にお金も使っていなければ、いくらでも他の情報に触れることができる。
面白くない文章はすぐに読むのをやめて当然となります。

 

 

では、Web上の読者が求めているもの、必要としているものは何なのか?

 

それは、分かりやすくストレスのない興味を惹かれる文章になります。

 

実際、Web上で見る記事って、”なんとなく見つけた”ものが多くありませんか?
なんとなく見つけた記事って、文章の質が低くて分かりづらかったら即効で見るのやめますよね(笑)

 

「なんか分かりずらいからいいや」

 

となるのです。

 

だからこそ、ブログなどのWeb媒体の文章は紙媒体の文章とは違い、
ストレスを与えずに尚且つ興味を惹かれる文章でなければいけません。

 

 

というように、インターネット上の読者は文章に対して求めているものが全く違うのです。

 

 

ブログの文章力に必要なもの

ここまでで、紙媒体(新聞、小説、参考書など)とブログでの文章力の違い、
読者が求めているものは全くもって別モノということが理解できたと思います。

 

紙媒体の文章:

情報の質が高く、専門性がある文章が必要とされる。

 

Web媒体の文章:

読みやすく、ストレスがなく興味が惹かれる文章が必要とされる。

 

ということです。

 

 

ここまでで分かるとおり、Web媒体の文章は難しい文章スキルは必要ないので、
ブログを書く上ではブログとしての文章力を身につける必要性があります。

 

 

では、具体的にどうやってブログで読者を惹きつける上手い文章を書いていくのか?です。

 

 

その方法を7つにまとめてみました。
これを意識するだけでブログの文章力は上がると思うので是非落とし込んでみてくださいね。

 

 

 

①冒頭で読者の心を掴む

冒頭での読者の興味付けはめちゃ大事です。

 

インターネット上では無料の情報や記事が山ほどあるので、
気にいらない文章を見てストレスを感じた読者は即読むのをやめていきます。

 

だからこそ、読者には記事の冒頭で”気になって”貰わなければいけません。

 

 

余談なようで余談ではないんですが、コピーライティングの世界でも、

「1行目は2行目を読ますための文章」
「2行目は3行目を読ますための文章」

と言われるくらい、読者に続きを読んでもらうことがとても重要とされているのです。

 

 

では、どんな要素で冒頭で読者の興味を惹くことができるか?

 

その方法の1つは、読者があなたの文章に対して”気になってもらう”ということです。

 

 

なぜなら、情報が溢れかえっている世の中では、
読者は始めからよっぽど興味がない限りは、なかなか1つの記事を最後まで読もうとしません。

 

だからこそ、読者があなたのブログにたどり着いたとき、
即効で記事そのものを気になってもらう必要があるんです。

 

 

例えば、今回の僕の記事であれば、

「ブログで文章力は必要なのか?多くの人が勘違いしていること」

という題名であり、冒頭でもその話をしています。

 

タイトル、冒頭でそんな話をすれば、
「勘違いってなんだ?」と読者の興味が惹けるわけです。

 

つまり、”気になってもらう”ことで、
人間はその先の展開を知りたくなるものなんです。

 

人気のあるブロガーやYoutuberを意識して見てみると、
気にならせて興味を惹かす文章やサムネイルがとても多いことに気付くと思います。

 

 

ですが、”気になってもらう”ということだけでは抽象的すぎるので、
近いうち僕のブログで、読者の気を惹いて興味を沸かす方法を別記事でまとめる予定です。

 

記事が出来上がり次第リンクを貼るので、
楽しみにまっていてください。

 

 

②誰もが理解できる言葉を使う

ブログの文章で必要なのは、
”誰もが理解できるカンタンな言葉”です。

 

新聞や雑誌などの紙媒体の読者とは違い、
ブログの読者にはストレスを与えないことが重要となります。

 

というのも、基本的にブログを読む読者というのは、

  • 気軽に情報を知りたい
  • 興味本位で気になるから読んでみる

という理由で記事を読んでいることが多いです。

 

それなのに、そこに難しい言葉やわけのわからない専門用語を並べてしまうと、

「なんか理解しにくいから、もっと分かりやすい記事ないかな?」

と、即効で記事から離脱してしまいます。

 

やはり、ブログは無料で読めるゆえに、
読者は難しい文章をわざわざ努力してまで読もうとしないということです。

 

 

確かに、難しい言葉や誰もが知らない専門用語を並べていると、
頭の良さそうな人には見えますが、文章を読んでもらえるかどうかは全くの別物です。

 

むしろ、難しいことを分かりやすく説明できる人のほうが、
ブログの書き手としては優秀と言えます。

 

なので、ブログを書く上では、
下手にカッコつけた言い回しとか、頭が良さそうな文章ではなく、

”読者にとってどれだけ分かりやすく、ストレスを与えないか”

という文章を意識しましょう。

 

インターネットの記事は誰でも見れるからこそ、
誰にでも分かるように書くことが重要です。

 

 

③文章は短く区切る

パッとブログを見てみて、文字でパンパンに埋まっている記事を見たらどうでしょう?

 

恐らく読む気が失せますよね(笑)

 

新聞や雑誌などは文字がパンパンに埋まっていますが、
それを読むのは読者がお金をかけて買ったモノだからです。

 

ブログの場合は無料で読めるがゆえに、読者はよっぽど興味がない限りは
文字でパンパンに埋まった見づらいブログは読もうと思いません。

 

 

例えば、句読点の「、」をたくさん入れて文章を長くし過ぎてしまったり、
空白もなしに文章だらけになってしまったり。

 

文章を区切ることで見やすくしないと、
せっかく良い文章を書いていても読者を視覚で疲れさせてしまいます。

 

 

なので文章は2行、多くても4行くらいにとどめて、
文章と文章の間には空白を入れて読みやすくしていきましょう。

 

 

1日置いて自分の文章を見直す

一度ブログを書いて完成したら、
翌日にもう一度文章を見直してみましょう。

 

1日置いてブログを見ることで文章を改めて客観視できます。

 

自分の文章を客観視することで、
「ここ分かりずらいな」、「この部分いらないな」と、
ガンガン添削する箇所を発見できるんです。

 

 

ちなみに、ここで大事なのは”客観的に自分の文章を見る”ということなので、
客観的に見れる方法であれば何でも構いません。

 

例えば、信頼できる友人や知人に自分の文章を見せて感想を言ってもらうという方法もおススメです。

他人に見てもらうことで、自分じゃ全く思いもしなかった意見が見つかったりするし、
分かりずらい箇所など、素直な指摘をもらうことができます。

 

 

他にも、自分で声に出して文章を読み上げてみることもおススメです。

 

声に出して読み上げることで、意外と文章がスラスラ読めないことに気付いたりします。
これってつまりは、読者の頭の中でも文章がスラスラ入ってきていないということになるんです。

 

是非とも、自分の文章を客観視する癖をつけていきましょう。

 

 

語尾を連続しない

文章はリズムが悪いと読みづらくなってしまいます。
特に、同じ語尾が連発してしまうと文章のリズムは悪くなるんです。

 

例えば、文章の語尾に「です」、「ます」、「した」。「しょう」
などがありますが、1つの語尾を連続すると見栄えも悪く読みづらくなります。

 

 

悪い例:

「今日は犬の散歩に出かけます。僕の犬は小型犬になります。とても可愛いと思います。」

みたいな文章だと、「ます」が連続してリズムがとても悪くなるんです。

 

 

良い例:

「今日は犬の散歩に出かけます。僕の犬は小型犬です。とても可愛いと思います。」

この文章だと、間に「です」をつけることによってリズムがよくなり読みやすくもなります。

 

 

読者が文章を読みやすくするためには、同じ語尾の連続には気をつけましょう。

 

同じ語尾は多くても連続するのは2回までが良いですね。
3回以上同じ語尾が連続してしまうと文章としてとても見づらくなってしまうので。

 

 

回りくどい言い方を避ける

文章で回りくどい言い方をしてしまうと、読者からしたら、
「どういう意味かな?」と考えさせ余計なストレスを与えてしまうことになります。

 

 

悪い例:

「僕は家に着いたらブログを書くことを始めるでしょう」

「気付いたら夜が明けていたことに僕はさっき気付いたのです。」

 

良い例:

「僕は家に着いたらブログを書きます」

「気付いたら夜が明けていたことに気付きました。」

 

このように、できるだけ文章はストレートに言ったほうが、
読む側からしても読みやすくなります。

 

文章を書いていると、つい力をいれて回りくどい言い方になってしまうこともあるので、
できるだけシンプルな言葉を使うように心がけていきましょう。

 

 

上手い人の文章の書き方を真似る

自分がある記事を読み進めてしまったとき、

「なぜ文章を読み進めてしまったのか?」

と意識をし、その人の文章を真似ていきましょう。

 

上手い文章を読んでみたとき、

  • 冒頭で惹きつけられた
  • あの部分がとても読みやすかった
  • 続きが気になってしまった

など、あらゆる点が見つかると思います。

 

そうしたら、その人の文章構成や言葉の言い回しなどをガンガン真似ていきましょう。

 

モノゴトは何でも真似から始まります。
スポーツ、料理、日本語ですら他人の真似をして上手くなっていくものです。

 

 

読みやすかった記事には必ず読みやすいポイントがあり、
逆に読みにくい記事には読みにくいポイントがあります。

 

上手い人の記事を見つけたら、すかさず自分の文章に落とし込んで真似をしてみてください。

 

逆に、読みづらい文章だと感じたときは、
反面教師にして自分の文章に活かしていきましょう。

 

 

自分で文章を書くこと

下手くそでも何でも、とにかく文章は自分で書き続けていきましょう。

 

経験上、これが一番上達への近道です。

 

 

というのも、ついつい文章の書き方ばかり勉強をして、
気が付けば自分で文章を書いていないという罠に陥るときがあるからです。

 

せっかく時間と労力を使って文章の勉強をしまくったとしても、
実践をしなければほとんど実力は上がりません。

 

実際に、10記事、50記事、100記事を書き上げてから過去の文章を見ると、

「なんちゅー意味不明な文章を書いてたんだ!!」

と、昔の自分にビックリしたりします(笑)

 

文章は書き続けることが一番上達への近道です。

 

最初は上手い文章が書けなくて辛いときもあるでしょうが、
必ず上達していくので、下手でもガンガン文章を書いていきましょう。

 

まとめ。ブログの文章力は読みやすく、いかに読者の興味を惹けるか

ここまでをまとめると、

 

紙媒体:

新聞、雑誌の読者はお金を払って文章を読むため難しい文章でも理解しようとし、
同時に情報の質の高さや専門性が求められる。

 

Web媒体:

インターネットで見れる無料の記事、ブログの読者は、
少しでもストレスを感じて読みにくいと思われればすぐに読むのをやめてしまう。
だからこそ、分かりやすく、尚且つ興味を惹く文章が求められる。

 

ということでした。

 

多くの人はブログを書くことに対し、高い文章力を求めてしまいますが、
実は全く難しい文章スキルなどはいりません。

 

だからこそ、

  • 「自分には文章力がないから無理だ」
  • 「新聞のような文章なんて書けない」

こんなような悩みはブログを書く上では必要ありません。

 

 

ブログの文章力とは、読者に対してストレスを与えずに興味を持って読み進めてもらうことです。

 

なので、この記事で紹介したブログの文章力を上げる7つのステップを意識しながら、
面白い文章を見つけたら、「なぜ惹かれたのか?」ということを日々自分の中で落とし込んでみましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。